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質問 (商品及びサービスの名前のつけ方−既存語利用法・造語法)

新しい商品及びサービスを創作し、仕事を始めようと思っています。仕事にあった斬新なイメージの商標をつけたいと思っていますが、よい思考法はありますでしょうか。



回答

 商標の選択に関しては前回で一般的基準を解説しましたが、今回はより具体的な商標の考え方を説明しましょう。
 商標を考えるにあたり、無意識に思いつくまま考えだして決めていることが少なくないと思われますが、これでは個人の能力や経験を基盤としますので、その選択の範囲も狭くなってしまうと思われます。
 そこで一つの方法として、「既存語利用法」なるものがあります。既存語利用法とは、既に私達の生活にある多くの言葉を、そのまま商品名又はサービス名として使用する方法です。
 商品名又はサービス名として選択しやすいのは、山河川名等の地理用語、天然現象、植物、動物、社名、人名等です。例えば、「五大陸」、「十和田湖」、「マーチ」、「モンブラン」、「ライオン」、「ペコ」、「ひよこ」等です。
 日本語の他に、英語、フランス語、ドイツ語等外国語を使用するのも、特に洋菓子、洋服、身飾品の場合など有効です。この場合、意味と関係なく発音がきれいであるとか、何となく商品又はサービスのイメージにあっているとかを基準にします。例えば、「ジョージア」、「サンロアンヌ」等です。この思考法で商標を考える時には、国語辞典だけでなく、外国語の辞書や地図帳なども用意したいものです。
 次に「造語法」があります。これは既存語の利用より商品又は役務のアピール力を強めるために考えたものです。これには、既存語をヒントにし、それをもじったり、商品やサービスの品質とか効果を利用し、造語ではあるが何らかの意味のあるもの「有意味造語法」と、新しく文字を並べただけの「無意味造語法」とがあります。前者の例としては、「ポンポコ」、甘い食品から「甘王/あまおう」、後者の例としては、王さんで有名になった「ナボナ」、“鳥井さん”(ネーミング時の社長名)を上下転倒させた「サントリー」、「HO−HO」等があります。この場合商品のイメージにあった発音、外形のイメージから選択するといいでしょう。

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