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質問 (権利侵害−警告された場合の対応策)

永年にわたって身飾品(ネックレス、指輪等)の小売業を営んでいるものですが、ある商標を使用していたところ、他の業者より、この商標は当方で登録してありこれからの使用を中止するように、との警告を受けました。私どもではこの商標はすでに10年くらい前から使用しており、当地ではかなり知られているもので、これからも使用したいと思っているのですが。この登録商標の出願日は平成16年5月のことです。



回答

このケースは、前問の例とちょうど逆の立場の問題ですので、前問もよく読んでおいてください。この問題もやはり、商標を登録しておかなかったことから生じておりますので、使用の商標は必ず登録出願をしておいてください。
 さて、警告を受けた場合についてですが、まず警告書面に記載されている登録商標の登録番号を参考にして「商標公報」を取り寄せ、さらに登録されているかどうか商標原簿を確認してください。
 「商標公報」を見ますと、相手方の商標の内容がはっきりと確認できますので、これと貴殿が使用している商標とを対比してください。商標の類似の判断はかなり難しい点もありますので、困難な場合は専門家に尋ねてみることです。
 「類似している」との判断がなされますと、使用の継続には注意が必要で、使用を中止する方向で検討しなければならないでしょう。
 しかし、貴殿の場合には、かなり以前から使用しておられるようですので、登録商標の出願日よりかなり前の時点で「周知商標」となっていたものと思われます。この場合には、使用商標には既得権が認められて今まで通りの使用が可能で、相手方にその旨の返答をしておいてください。この場合も内容証明郵便としておく方がよいでしょう。

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